皆さん、応援ありがとうございました。またたくさんのブログコメントもありがとうございます。全て読ませて頂きました。いろいろな方に応援して頂き、幸せな横断泳だったんだなと今さらながら思っているところです。また自分一人の力ではなく、サポートスタッフのもっちゃん、いそっち、ふくちゃん、水嶋船長、工藤船長、各漁協や関係各所の方々の協力があったからこそ、今回の達成ができたものと考えています。
早朝4時30分にスタートしてから川のような潮目をいくつも越え、25km地点まで1時間に4kmのペースで快調に泳いでいました。6時間くらいたったころだったと思いますが、利き腕の左肘が痛み出したと同時くらいに漁をしている漁船も港に引き上げてしまうほど海上がシケてきて、30分頑張って泳いでも300m進むのがやっとという状況が何時間も続き、北海道が見えているとはいえ、この逆潮に『もしかしたらヤバいかも。。。』ということを何度も思いました。波もボディーサーフィンができてしまう程の波、風も10m以上はゆうにあったと思います。過信しているわけではありませんが、海ではいろいろな状況をいままで経験してきましたが今回初めて身の危険感じることが何度かありました。
そんな中でもスタッフの3人も大きく揺れる船から海に落ちそうになりながら献身的にサポートをしてくれ、また船頭さんの『大丈夫だ!』という力強い言葉を何度かもらいながら、『とにかく諦めないで1ストローク1ストローク腕を止めずにまわしていれば必ずゴールできる』と自分に言い聞かせながらシケてから5時間くらいたった11時間55分、2年越し!念願の北海道の地にようやく立つことができました。
このときの写真はありませんが、もちろん海が大シケで切り立った磯場。とてもじゃないけど船は近寄れず、数百メーター沖で停泊。私一人で荒波の中を泳いでいき、右の岩も左も岩も正面の岩も、白い水しぶきをガンガンあげて波が叩きつけられている岩を目の前にちょっと引け気味でしたが、何とか足の着けるところを探して立ち上がって両腕をあげて『やった〜!』大声をあげましたが波で船がどこにあるのかもわからないような状態でした(笑)
本当に長い長い1日でしたが、お陰さまで念願だった津軽を単独で横断することができました。本当に皆さん応援ありがとうございました。 守谷雅之
PS もっともっと書きたいことはたくさんあるんですがもうすぐ夜中の1時もう目が閉じてきそうなのでそろそろ寝るとします。 津軽小泊、外は相変わらず風が強く、さらにカミナリ、そして大雨が降って来ました。 もう昨日ですが泳いでおいて正解です。船頭さんナイスジャッジ!
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